元記事:https://www.channelfireball.com/articles/how-to-maximize-the-value-of-your-wild-cards-in-mtg-arena/

MTGArenaにおけるワイルドカードの価値を最大化する方法
Brian DeMars / 2018-11-1

 MTGArena,WotCの新たなる配信可能な、視聴可能な、そして非常に楽しめるオンラインプラットフォームは今月勢いを増し続けている。視聴者数はHearthstoneに挑戦できるほどであり、これはMTGOが決してなしえなかったことだ。
 抵抗の最後の砦は屈強なグラインダーたちだ。それは理にかなっている―昔ながらの方法で最も深く塹壕を掘った各個人が常に最も変化に対して抵抗力があるものだ。MTGOは未だにより多くのカード、フォーマットと競技的な目標を提供しており、それが多くの競技的なプレイヤーたちのご機嫌を取り続けているのは頷ける。
 ファンたちと新しいプレイヤーたちの言葉で言えば、Arenaは無視したり潰されたりするようなものではなく、それが私がここ数週間にわたってArenaに関する多くのことを書いている理由だ。
 貴方が熟練のグラインダーか初心者かに関わらず、初期のステージを進む途上で資産を最大化するための有用な戦略とコツを私は発見した。特に、私はワイルドカードの価値を最大化することに注力したい。

勝ちと楽しさのためにドラフトする

 私のコレクションを作り上げる為の基本的な戦略”バリュードラフト”から始めよう。
 ドラフトをすることがMTGArenaに於いて素早くコレクションを作り上げるための最高の勝ちの源であることが分かった。”レアドラフト”することを恐れず、競技環境を定義づけるレアと神話レアを貴方の色でないとしても取ろう。私はそうするし、何も後悔しない。
 ただし《湿った墓/Watery Grave》以外ね!(私が取るので)
一握りの試合を勝利することで最低でも入場料の一部を簡単に取り戻せるという事実がドラフトを重ねることの価格を下げ、合理化してくれる。私はアリーナを始めた時に課金した$20で2週間遊び、ラヴニカのギルドのコモン、アンコモン、レアをほとんどを手に入れた。デイリークエストをやることでゴールドを稼げ、ドラフトするのに使えることを忘れないでくれ。

ワイルドカードの悪い使い方を避ける

 デイリークエストはゴールド、カード、パック、構築済みデッキすら貰えるアリーナで資産を形成することの重要な面だ。多くのゲームをこなし、クエストをクリアするほど、多くの者を手に入れることができる。
 貴方が最初にプレイを始めた時、貴方は貰った構築済デッキの質を向上させるためにワイルドカードを使おうとするだろう。より良いデッキを使えばより勝てると直感的には思えるだろうが、覚えておいてくれ、Arenaは単純ももっと良いデッキを持ったプレイヤーとマッチングさせるだろう。私はワイルドカードをすぐさま使いたいという衝動にあらがうことを強く勧める。
 もしワイルドカードで何かを作るなら、将来の構築でも価値がある何かであることを確かめてくれ。
 例えば、《レオニンの戦導者/Leonin Warleader》は人々の多くが弱いコモンやアンコモンでいっぱいのデッキを使っている低レベル層ではその手のカードだろう。構築積みデッキに入っている1枚であり、私はそれを引いたときはいつだって勝てた。私は衝動に抗った、何故なら真に競技的なデッキの枠に入らないであろうカードにワイルドカードを使うと後悔することを知っていたからだ。
 実際のところ、私はまだ神話やレアのワイルドカードをまだ使っていない。私はそれらをイベントで使う真のスタンダードデッキを作る準備ができるときまで温存することを選んだ―今週末の配信でやるだろうから興味があれば見てくれ。
 手に入れにくい神話やレアのワイルドカードを温存する価値を認識していたとしても、酷いカードでいっぱいのダメなデッキをプレイしたりはしたくない。私は基本的にコモンやアンコモンのワイルドカードを使って最も大きな獲物を撃とうとしている。コモンとアンコモンのワイルドカードはレアや神話のそれに比べてはるかに手に入れやすいため、置き換えられやすいカードにでも使う。コモンとアンコモンのワイルドカードの価値を最大化するために、私は次の簡単なルールに従う。

1.ドラフトしているセットから出るものになるべく使わない
 2週間のラヴニカのギルドのドラフトで、私はドラフト中にすべてのコモンとアンコモンのカードを手に入れられるように管理した。新しいドラフトフォーマットはドミナリアになるようだ。なので、ドミナリアのドラフトをするならドミナリアのカードにワイルドカードを使うのは避けるべきだ。
2.最終的にプレイしたいデッキに入るカードに使う
 樽の底にいるプレイヤーを叩くために《レオニンの戦導者/Leonin Warleader》を詰め込むのやめるんだ。貴方は無頓着にレベルアップし、ランキングが上がり、そして真に競技的なデッキに対抗するために必要なカードに費やすワイルドカードがないことを後悔するだろう。

 レアと神話レアのワイルドカードは将来使うであろうカードに費やすことを考えよう。

低レベル層でのプレイのための良いコモンとアンコモンのワイルドカード

 コモンとアンコモンのワイルドカードを使ってデッキをアップグレードすることはデッキの強化とデッキビルディングの経験として素晴らしい方法だ。いくつかのデイリークエストをこなしていくつかのドラフトをすることができなたら、一連のコモンとアンコモンのワイルドカードを作るのはとても簡単だろう。
 以下に色・レアリティ順の貴方のデッキを今日、そして今後三か月助けるであろう最も価値あるコモンとアンコモンのワイルドカードのターゲットのリストを載せる。

・青コモン
 《本質の散乱/Essence Scatter》《否認/Negate》《中略/Syncopate》《選択/Opt》
 軽くて効果的な打消しとドロー操作を作るのが失敗なんてことはあり得ない。これらは皆優れたカードで環境を定義するものであり、競技レベルにかかわらずどんなデッキにも入れることができる。

・青アンコモン
 《航路の作成/Chart a Course》《銀エラの達人/Silvergill Adept》《悪意ある妨害/Sinister Sabotage》《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》
 マーフォークの構築済みデッキは3枚の《銀エラの達人/Silvergill Adept》しか入っていないので、強いデッキが欲しいなら4枚目を取ることを考えよう。《悪意ある妨害/Sinister Sabotage》は素晴ら
しい全対応のカウンタースペルであらゆるカウンターデッキに良く嵌る。

・赤コモン
 《稲妻の一撃/Lightning Strike》《ショック/Shock》《ヴィーアシーノの紅蓮術師/Viashino Pyromancer》《ギトゥの溶岩走り/Githu Lavarunner》
 これらのカードはすべて似たようなものに見える、何故ならこれらはスタンダードのRed Deck Winsの定義カードだからだ。これを作るのに失敗はあり得ない。これらのカードは様々な構築済みデッキに入っていることを忘れないでくれ、デイリークエストをやっているだけで2-3枚は手に入る。

・赤アンコモン
 《魔術師の稲妻/Wizard’s Lightning》
 アンコモンワイルドカードを費やすに値する、Red Deck Winsの更なる、本当に良いカードだ。いくつかの人気のあるアーキタイプで有用だ。

・緑コモン
 《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》《エルフの再生者/Elvish Rejuvenator》《僧坊地帯のドルイド/Druid of the Cowl》《冒険的衝動/Adventurous Impulse》《苗木の移牧/Saproling Migration》
 緑はマナ加速と巨大クリーチャーの色だ。最高のモンスターたちを使うにはレアのワイルドカードが必要だが、これらの様々なマナ関連のカードはコモンワイルドカードの使い道として有用だ。

・緑アンコモン
 《蔦草牝馬/Vine Mare》《ドライアドの緑探し/Dryad Greenseeker》《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》《フレイアリーズの歌/Song of Freyalise》《打ち壊すブロントドン/Thrashing Brontodon》
 緑にはレアみたいなアンコモンがたくさんある。とりわけ《蔦草牝馬/Vine Mare》は素晴らしく、多くの初心者が使うアンダーパワーなデッキを使って相対すると実に不公平に感じる。
 4枚の《蔦草牝馬/Vine Mare》と《ブランチウッドの鎧/Blanchwook Armors》は数戦のゲームを非常に素早く勝つための優れた方法だ。

・黒コモン
 《強迫/Duress》《渇望の時/Moment of Craving》
 軽い妨害と除去は常に良い、そしてこれらはスタンダード構築でも使える。もし貴方が緑黒の”The Rock”型デッキを使いたいなら、《渇望の時/Moment of Craving》のようなライフゲイン付きのカードを赤いデッキとのトップデッキ戦争を生き延びるために入れることを忘れずに。

・黒アンコモン
 《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》《喪心/Cast Down》《悪意の騎士/Knight of Malice》《最古再誕/The Eldest Reborn》
 黒はたくさんの強力なアンコモンを持っている。どんなデッキを作ろうとしているとしても、そのデッキをよくする手段になる。
 《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》は私が最初にワイルドカードで作ったカードだ。そして今でもいくつかの異なるデッキで使っている。恐怖の繰り返しを作るために《採取+最終/Find+Finality》と組み合わせて使い、対戦相手を磨り潰すための除去に注力しよう。

・白コモン
 《癒し手の鷹/Healer’s Hawk》《追われる証人/Hunted Witness》
 ボロス教導デッキによく嵌る、軽い1マナ域。

・白アンコモン
 《不屈の護衛/Dauntless Bodyguard》《空渡りの野心家/Skymarcher Aspirant》《アダントの先兵/Adanto Vanguard》《善意の騎士/Knight of Grace》《封じ込め/Seal Away》《民兵のラッパ手/Militia Bugler》
 白は多くの良いコモンを持っているわけではないが、多くの素晴らしいアンコモンを持っている。多くの白ウィニーデッキの半分のパーツがここにある!

明らかに、これはArenaにおける明確なデッキ構築のルールではないが、レベルアップのための手堅い手段の手ほどきだ。ともかく、創造的に、楽しんで、貴方が楽しめるカードをプレイしてくれ。だがすべてのカードが平等に作られているわけではなくあらゆるワイルドカードの使用が理想的というわけでもないことを覚えておいてくれ。

・多色
 私はラヴニカのギルドのドラフトが本当に好きだ。なぜならデッキを組むに値するたくさんのギルドカラーの強力なコモンとアンコモンが存在するからだ。特に、ボロスとディミーアはたくさんのプレイアブルなカードがある。
 基本的に、私の初期戦略の一つはボロスとディミーアをドラフトし以下の最高のカードを基調に作られた60枚デッキを作り上げることである。

《思考消去/Thought Erasure》《虚報活動/Disinformation Campaign》《ディミーアの偵察虫/Dimir Spybug》《ボロスの挑戦者/Boros Challenger》《裁きの一撃/Justice Strike》《空騎士の軍団兵/Skynight Legionaire》

これらの強力な多色カードで満ちたデッキはArenaの初期段階でランキングを駆け上がるのに効果的で、運よくレアや神話を開封することができたならそれらを散りばめることができる。
 多色のカードは単色のカードより強力になりがちなので、もし2色のデッキを組んでいるなら、その色の組み合わせのコモンやアンコモンはレアのワイルドカードを使わずに着想を求める素晴らしい場所だ。
 Arenaを楽しむのにたくさんの現金をつぎ込む必要はない。貴方の最終地点がスタンダード構築をプレイすることだとしても、少しの辛抱と賢いワイルドカードの使い方によって必要なカードをそろえることができる。

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